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口座振替で発生する手数料

2024年10月16日

口座振替で発生する手数料

口座振替は単発や短期間での利用パターンは少なく、
ほとんどが長い期間の回収手段を想定され導入に至ります。

だからこそ導入前に「手数料」の平均額や役割を
しっかり押さえておきたい事業者が多いのではないでしょうか。

今回は、口座振替で発生する手数料について徹底解説します。
導入を検討している方は、是非ご一読ください。

 

 

発生する手数料

口座振替の手数料

●初期費用

 

平均金額

決済代行会社や銀行によってさまざまで0~10万円。0円で提示する会社も多い。

 

ポイント 
口座振替は長く利用するものなので毎月かかるランニングコストで検討をすべきでしょう。
したがって初期費用で悩むことは得策ではありません。

 

●月額基本料金

 

平均金額 

決済代行会社や銀行によってさまざまで0~高くても1万円。0円で提示する会社も多い。

 

ポイント 
請求件数が少ない場合はこの基本料金は重要な検討要素になりますが、
月間請求件数が1,000件を超えるような場合はこの月額基本料金よりも請求手数料が大切です。

 

●請求手数料

 

請求手数料とは?
1件の請求にかかる手数料のこと。

この1件振替(引き落とし)ができたものではなく請求した段階でかかるもので、引き落としができても・できなくてもかかる費用です。

 

平均金額

≪銀行と直接契約の場合≫
自治体や税金の利用で20円~50円。
民間企業の利用で  100円前後。

≪決済代行会社と契約の場合≫
50円を下回ることはなく60円前後~高くても150円前後。

 

ポイント 
銀行とは異なり決済代行会社は「請求業務」が本業のため、少ない件数で安価な手数料を提示することはありません。
逆に月間請求件数が10,000件を超えるような場合はボリュームディスカウントが効きます。

 

●振込手数料

 

振込手数料とは?
振替(引き落とし)した回収金を事業者に振込む際に、金融機関でかかる手数料のこと。

 

平均金額
500円前後。
ただしこの費用は決済代行会社が負担する場合もあり、月額基本料金の中に含まれていることが多い。

 

ポイント 
大きな負担にはならないので重要なものではありません

 

●その他オプション費用

 

依頼書をペーパーレスにする・回収金を早期振込し通常よりも早く資金化するなどの
オプションを申し込む場合にはもちろんここまで書いたもの以外の手数料も発生します。

 

 

 

月間請求件数が数10件程度であれば、請求手数料よりも月額基本料金が重要な検討要素になります。
逆に数1,000件以上を予定している場合は、請求手数料が最も重要な検討ポイントになります。

 

一方で手数料だけの比較は危険です。
口座振替は決済代行会社によって、
振替日の違い、請求や回収金の振込みスケジュールの違い、オプションの有無など各社で運用が異なります。
運用に寄り添ったものか否かもしっかり見極めましょう。

 

クレジットカードとの比較

 

継続的にサービス・ものを提供する事業者は、
クレジットカードと口座振替をメインの回収手段として検討されることが多いです。
クレジットカードの手数料との比較もおこなってみます。

 

初期費用・月額基本料金は、
口座振替でもクレジットカードでも同じような価格設定であることが多いです。

 

●決済手数料

 

平均金額
カード決済を利用した金額全体に対して3%前後。
業種・商材・販売形態によってテーブルが分かれる。

 

●トランザクション料(与信料)

 

トランザクション料とは?
カード決済を行った際に、カードの枠の中に納まっているか・使用できるカードかなどの確認を行う際に1取引ごとに発生する手数料のこと。

 

平均金額
≪対面で利用者から直接カードを受け取る場合≫
無料なことが大半

≪ネットショッピングや通信販売の場合≫
数円~10円

 

●売上処理料

 

売上処理料とは?
カード会社(決済代行会社)に売上を確定させる際に1件あたりにかかる手数料のこと。

 

平均金額
≪対面で利用者から直接カードを受け取る場合≫
無料なことが大半なことが大半。

≪ネットショッピングや通信販売の場合≫
数円~10円。

 

口座振替はきまった金額の手数料であるのに対し、
クレジットカードは1取引の金額に対して割合(%)で手数料がかかるため金額は変動します。
1取引単価が5,000円以上になると口座振替よりもクレジットカードの方が高くなる可能性があります。
金額によって使い分けるか、導入の選択をすることをおすすめします。

 

まとめ

 

決済代行会社や信販会社も併せれば国内に数十社程存在します。
1社だけの検討ではなく必ず複数社のお見積りの中から比較検討することをおススメします。

 

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口座振替は、継続的な課金サービスで有効な決済手段の一つです。
利用者自らが支払いに行く他の支払方法よりも回収率が高く利便性に優れています。

一方で口座振替の運用にあたっては手間や時間がかかってしまう場面がたくさんあります。
口座振替の利用者が多い場合は収納代行会社を利用する方が良いでしょう。
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