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2025年2月25日
口座登録を開始する際、
多くの事業者が負担に感じるのが、
「口座振替依頼書の手続きにかかる時間」と「その手間」だと言われています。
あらゆる業務がデジタルに移行する中、
前述した課題を解消するために
口座振替の登録もペーパーレス化が注目を集めています。
紙の書類を使った手続きでは、
「記入不備による郵送の手間」「紛失リスク」「保管コスト」など
さまざまな課題が存在しますがペーパーレス化を進めることによって、
事業者のリソース最適化はもちろん、利用者の利便性向上も期待できます。
本記事では、
「ペーパーレスで口座登録を進める方法」を徹底解説いたします。
- 目次
- 口座振替依頼書での口座登録のデメリット
- 口座登録をペーパーレス化する方法
- > 対面での登録 :端末機
- > 非対面での登録:web
- 口座振替依頼書とペーパーレスでの方法を並行運用するのが〇
- おすすめ『後払い.com 口座振替サービス』
口座振替依頼書での口座登録のデメリット
皆さんも1度は目にしたことのある口座振替依頼書、
馴染みのある登録方法ですが実はデメリットも多くあります。
❶ 時間がかかる
金融機関で口座振替依頼書を受付け、照合を完了させるには1か月程度もの時間を要します。
それまでは、サービス開始を待つか他の支払方法の準備が必要になってしまいます。
❷ 手間がかかる
利用者が口座振替依頼書に記載した内容にミスがあった場合、
利用者とやり取りを行い正しいものになるまで対応が必要です。
また口座振替依頼書には利用者の住所や口座情報などの機密情報が記載されているため、
厳重な管理体制も求められます。
❸ コストがかかる
口座振替依頼書の発行数が多い場合には郵送・印刷にかかるコストも軽視できません。
受け取った口座振替依頼書の内容確認・入力などの事務作業コストも負担が大きいと考えられます。
口座登録をペーパーレス化にする方法
そこで、これらの課題を解決できる方法が2つあります。
その前に
まず知っておくべきことは契約関係です。
実は口座振替は、
「預貯金者(利用者)」と「口座の金融機関」の2者での契約関係にあります。
口座振替依頼書を使用する場合を例にとると…
預金者が金融機関に対し、
代金を口座から自動的に支払うことを申し入れるため
「口座振替依頼書」を提出します。
自身で金融機関に持参することも可能ですが、
サービスを提供する事業者を通じて提出することが一般的です。
依頼書には
・利用者情報(名前・住所・電話番号など)
・銀行口座情報(金融機関名・口座番号・預金種目など)
・お届け印による捺印
を記入します。
対面でのペーパーレスサービス:端末機
別名「Pay-easy(ペイジー)口座振替受付サービス」とも呼ばれています。
端末機に自身のキャッシュカードを読み取らせ、
暗証番号をその場で入力することで
金融機関と預金者間で口座振替の契約が即時になされるものです。
メリット
・キャッシュカードを持ち歩く人が多いので、スムーズに口座登録ができる
・端末は持ち運びが可能なものがあるため、店舗型だけでなく訪問型でも利用できる
適した業種
【店舗型】有人型のフィットネスクラブ、学習塾、携帯電話
【訪問型】訪問診療、新聞購読、宅配牛乳、CATV、ガス
デメリット
口座利用者がその場に居合わせる必要があること
例えば
「妻が新たなサービスを申込みたいが支払は夫の口座から引き下ろしたい」
となるとその場に夫が立ち会う必要がある
非対面でのペーパーレスサービス:web
登録者のスマートフォンやPCから金融機関の専用ページで手続きを行います。
メリット
・オンライン上で申し込むサービスではシームレスに口座振替の登録を完了できる
・利用者はいつでも、どこからでも登録作業ができる
適した業種
各種サブスク、宅配弁当などが想定できますが、
Webから申込を行うサービス全般に向いていると言えます。
デメリット
登録手続きの成功率が100%ではないこと
各金融機関では、Web上で簡単に手続きが出来るため本人確認を厳格にしています。
日頃、スマートフォンで残高を確認したり・振込を行ったりしている「ネット口座の預金者」は
ログインも容易く成功率は極めて高いものですが、
高齢者に多い「非ネット口座の預金者」への本人確認が厳しい金融機関が散見されます。
誕生日や生年月日以外にも、
通帳で記帳した最終残高を入力させるなど手元に通帳が無いと手続きが出来ないようにもなっています。
口座振替依頼書とペーパーレスでの方法を並行運用するのが〇
対面で端末機を使う方法も、
非対面でオンライン登録を行う方法も
完全ではないため昔ながらの「口座振替依頼書」は完全に無くすことは出来ないと言えます。
また、現在この2つのペーパーレスサービスは
「個人口座」を対象にしている金融機関が圧倒的に多いため、
法人サービスの場合は、
当面「口座振替依頼書」での契約手続きが引き続き必要になります。
しかしペーパーレスの登録方法を採用することで
確実に「事務業務負担の軽減」「コスト削減」「登録時間短縮によるスムーズなサービス提供」が可能であり、
利用者にとっても手続きが簡便化されるので
2つの登録方法を補完しながら利用するのがよいでしょう。
口座振替は、継続的な課金サービスで有効な決済手段の一つです。
利用者自らが支払いに行く他の支払方法よりも回収率が高く利便性に優れています。
一方で口座振替の運用にあたっては
❶ 開始まで時間がかかる
❷ 一部で負担の大きい作業が発生する
など課題となることが多くあります。
株式会社キャッチボールの「後払い.com 口座振替サービス」なら、
口座振替依頼書のやり取りから、入金管理・督促業務まで口座振替に関する業務は全てお任せOK。
Web口座振替登録も対応しているので機能面にも優れています。
また当社はコンビニ後払いサービスも提供しているので、
口座振替での引き落としが難しい場合にはスムーズにこちらの回収手段を適用することができます。
さらに審査に通過したご注文分は必ず立替保証するので、未回収リスクの心配もありません。
是非「後払い.com 口座振替サービス」をご検討ください。